校長あいさつ

 

 

峡南高校のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

 

 本校は、大正12年に当時の久那土村ほか7つの村が設立した組合により設置された組合立峡南農工学校からはじまり、昭和2年県に移管されたのち、昭和23年学制改革により農業科、農村家庭科を持つ、県立峡南農工高等学校と

改称され、昭和32年に県立峡南高等学校に改称し、本年の4月25日で創立98年となります。

 

 歴史を振り返りますと、「地域の子どもたちが卒業後、様々な形の職に就き、自立を通して『地域』に貢献できる、

地域を担う人材に育ってほしい」という「地域」の方々の強い思いにより「学と業との練磨場」として本校が誕生した

ことがわかります。誕生後も、時代のニーズに即した学科の設置、統合等を繰り返し、真の「実学」により社会に貢献

する人材の育成を常に追求しながら教育活動を展開し、建設、製造、情報通信、運輸郵便、サービス等、社会の様々な

分野で活躍する人材を数多く輩出してまいりました。当然、その心は本年度、市川三郷町の新校舎に移転後も変わらず、工業実習、課題研究、検定取得を中心に、厳しい中にも温かさを持ち、妥協せず生徒に向き合う教職員、その期待に応え、努力を続ける生徒たちが同じ目標に向かって教え、学んでいます。

 

 本校の教育が目指している人間像は、働くことを愛し、働くことを生きる喜びとし、社会のために働くことをいとわず、心身を労して働くことのできる「勤労愛」を持ち、素朴で、誠実、健やかでたくましい、質実剛健である人間です。目指す人間像の育成ために、企業実習やボランティア活動から「人のために働くことの素晴らしさ」を学ぶこと、資格

取得や競技大会、発表会にしっかり取り組む過程で豊かな社会の形成につながる「ものづくり、まちづくりのための知識・技能」を高めること、日常生活におけるルールを理解し、きちんと行動することを通して、「善悪の区別」ができ、「社会で守るべきルールを尊重」して行動できるようにすること、考えの違う人とも助け合い、譲り合う行動を大切にし、自らもより良く生きようとすること、を大切にしています。

 

 昨年度はコロナ禍ではありましたが、学習面では特に専門科目での深い知識と確かな技術の習得、普通科目での幅広

い知識の習得に重点をおき、指導を継続し、併せて、早期段階からの進路指導によって、就職内定・進学決定率100

%を達成しました。また、ロボコンやまなし2020での工業教育部会奨励賞受賞、土木施工管理技術検定試験では歴代

最高の合格率の達成等、将来を見通して、コンテストや資格取得で生徒たちが素晴らしい成果を残しました。

 

 本校は本年度末には98年の歴史に幕を下ろすことになりますが、「峡南魂」が、新しい青洲高等学校に発展的に引き継がれるよう、専門高校としての使命を常に強くもち、本校に関わるすべての方との絆を大切にしながら、最後まで全力で教育活動を行ってまいります。                             校長  小林 智